1010houseの強みは、設計事務所の「設計力」と工務店の「技術力」を融合したところにあります。世の中の良い製品は、まず優れた設計(企画・デザイン)があり、その設計を具現化できる製造力が必要になります。
家づくりでも同じで、優れた設計があり、確かな技術力が伴ってこそ、良い住宅になるのです。私たちの考える良い住宅とは、敷地固有の条件を読み込み、施主様のご要望をただトレースするだけでなく、1010houseならではの+αの提案を盛り込むことが大切だと考えています。もちろん、意匠デザインだけでなく、耐震性能・断熱・気密性能やメンテナンス性なども含めた提案をしております。
せっかくの家づくりです。「世界に一つだけの家」を私たちと一緒につくりませんか?
私の実家は東京の下町で建設会社を営んでいました。小さな頃から工事現場が好きで、よく遊びに行っては職人さん達の仕事の邪魔をしていたことを今でもよく覚えています。そんな環境で育ったので、当たり前のように建築の世界に入りました。
この頃よく思うことがあります。住宅の質は私の子どもの時と比べて本当に向上したのか?という素朴な疑問です。確かに耐震性や断熱性能など、スケルトン部分(骨格)は現在の方が良くなっています。骨格が良くなれば住宅の質も向上しているはずですが、どうしてもそう思えないのです。それは何故か?今日まで住宅は、商品として急速に着工戸数を増やしてきました。
商品は生産性を高めるのは当然で、殆どの材料が誰でも簡単に取り付けが出来る既製品に変わっていきました。その結果フェイクや安っぽい物があふれ、それを使っても何とも思わない業界の空気が生まれてしまいました。既製品を否定はしません。ただ、質の悪い物やフェイクは否定します。それは住宅の質を良くするものではなく、作り手の利益でしかありません。住宅は店舗などの施設とは異なり長く使い続けるものです。せっかくスケルトン部分が向上したのですから、インフィル(内装)・空間・デザインを含めてトータルに住宅の質の向上を目指すべきです。
「昔の家より本当に良くなった」とお客様がそう思って頂けるように、これからも「安普請」ではなく「安くても良い住宅をつくれる」ことを証明していきたいと思っています。
代表者:中澤隆友